今日お送りする世界遺産は、中国の雲南省にある「麗江旧市街」です。
ぼくが雲南省を訪れたのは2004年4月、バンコクへ留学中のときでした。
麗江には未だに象形文字のトンパ文字が残り、それを守り継ぐのが彼ら納西(ナシ)族です。トンパ文字は世界でたった一つ、最後の象形文字と言われています。
狭い地域に肩を並べるようにして建つ瓦屋根の家々は800年の歴史があるという。
麗江旧市街を望む5596mの玉龍雪山、頂上の雲が切れることは1年を通してほとんどないという。GHのお母さんがいい写真じゃないと褒めてくれたのを覚えている。
麗江では納西古楽演奏会を鑑賞・100元/1300円。ぼくはなぜか中国の文化的な催しには足を運んでいるようだ。中国の京劇・雑技団、そして古典音楽会と。
麗江に限らず今中国の観光地は漢民族で溢れるようになった。ぼくがGHで一緒に麻雀した中国人は天津からカップルで来ていたし、お土産屋で仲良くなった中国人は上海から夫婦で来ていた。まだしばらくは中国の旅游ブームが続きそうだ。