11月21日・雨/旅6日目
@ヨルダン・アンマン
イスタンブールからアンマンまで飛行機で2時間。イスタンブールの空港でたまたま朝GHで挨拶を交わした日本人旅行者とばったり出会った。行き先を聞くと同じアンマン行きのフライトだった。
彼の名はYoshiさん。イスタンブールに居たとき[GHにはこんな旅行者が居るんだよ~]って紹介したなかの一人で、旅歴2年・中国を横断しチベットからネパール縦断・パキスタンでは馬を買って馬に乗ってパキ縦断、アフガニスタンへも入国、ヨーロッパを自転車で走破しぼくとイスタンブールで会ったときは所持金あと2万円ほどでバンコク行きの片道チケットしか持っていないという話でぼくのドギボウを抜いた旅人。驚くべき&特記すべきはインド以外ではすべて水道水を飲み、2年間の旅で使ったお金が総額100万以下!そんな彼も先日タイで日本人駐在員と会話する機会があったようでその折「なんでそんな貧乏旅行をするんだ?」って問いかけに「なんで俺はこんなに苦しい貧乏旅行してるんやろう?」 と自問自答し長期の貧乏旅行を疑問視してしまったという。-旅の答えは旅をした人にしかわからないのだとぼくは思う。
そんなYoshiさんとイスタンブールの空港で会ってからはアンマンもイスラエルへも共に旅をしました。今回の旅のなかで一番思い出深いそして充実感を覚えた出会いがYoshiさんとの出会い、そして旅だったと感じています。
今も感謝してますよ。
アンマン到着したこの日、ぼくはこの旅一番の難関を迎えてました。まるで喉が切れるかのような痛み、体のだるさ、悪寒、震え。。次の日エルサレムへ旅立つ予定を立ててたのですが半分ダメかもと諦めかけてました。
だいぶ写真と文がミスマッチしてますが、なにより伝えたいのはいい出逢いだったってことなのです。出逢いこそ旅の最重要項目で、選挙で言ったら重点区、核爆弾で言ったら核弾頭に詰め込まれたプルトニウム並みとぼくは認識しております。
国土の大部分を砂漠が占めるヨルダンで雨が降りました。意外にもヨルダンでも雪が降ったり積もったりするみたいですが、寄りによって俺が旅してるときに雨降るなよ!ってくらくらした頭で思ってました。
ただ、雨のヨルダンも楽しまないと、ね。。
ヨルダンに行く前、
ヨルダンには3つの見所があると教わった。
1.ペトラ(世界遺産)
2.死海(人間が浮く)
3.サーメル(Cliff Hotelの従業員)
「どういたしまして」が口癖。「UNO」をやっても人のカードを高速で盗み取る。
それでいてみんなに愛されるのがこのサーメルさん(パレスチナ人の方)だ。
ふらつく体に彼の入れてくれた温かいネスカフェが優しさという言葉とともに
体に溶けていくようだった。 ・・・旅7日目-アンマン~エルサレムへつづく。。