5月2日、上海の街は気持ちの良い日差しが射し、街を歩く足も軽くなりました。
中国では5月1日のメーデー(休日)から1週間ほど会社などが中休みとなり、
南京路や外灘(ワイタン)などは多くの観光客で賑わってました。(日本人少なし)
気持ちの良い日差しを背中に受け、上海の街を1日中歩き回りました。真ん中に見える塔は東方明珠塔というテレビ塔。微妙に韻を踏んでいる・・・ここからひたすら下町歩きをはじめました。
街を歩いてると読めそうで読めない看板が並び、中国語という漢字が旅のオブジェとなり僕のカメラに収まっていきました。旅中に使ったポケットサイズのメモ帳には筆談の際の中国語が残ってます。
そのメモ帳を見ると、どこでどんな人と話していたかという光景が頭に浮かんできます。『太麻検(木が火)不用了』-こんな漢字を見てもさっぱり意味がわからなかった。。GHに戻りドミで友達になったアロン(台湾人・メチャいいやつ)に意味を聞く。【ほかに何もいりませんか。】との意味だと教えてくれた。そうか僕が話していた子は住所のほかに何かいりませんかと聞いていたのだと半日遅れで気付く具合だ。また僕が撮ったデジカメを見せるとその子はこう記した。『你是記者?』-僕は記者ではないが記者に間違えられて光栄だった。
軒先に干される洗濯物 →
軒先に干されるアヒル ↓
名前も知らない串団子
1元=約14円。
道端で売られている食べ物は以外に絶品が多い!
早い・安い・あぶらっこい!
中国の食は油が要だ。
ただ写真の串団子は全然脂っこくなくふんわりしてて美味しかった。
自分の手が映っているのが若干気になる。
『ザ・職人技』
彼は腕一本で生計を立てているのだ。彼の左手中指がパイナップルに見えるのは僕だけだろうか。
僕はこのパイナップルを食べることはなかった。暖かい日差しのもと、十分日光に照らされた生ぬるいパイナップルを食べる勇気が僕にはなかったのだ。
彼の顔が渋い。
そしてどこか切ない。
高層ビルに代表される上海において、僕を和ませてくれたのは高層ビルの足元に広がるアジア的風景だった。タイも豪華ホテルや商業ビルのすぐ横にスラム街が広がっている。資本主義のタイに共産主義の中華人民共和国。「上海という街は確実に資本主義の流れが広がりを見せ、そこに住む住民は貧富の差や賃金とアパートなどの賃貸物価の格差に歪みを感じ始めているのかもしれない。」そんなことを思いながら街を歩いてました。「ただそういった歪みを背景に暴動などにならなければいいが・・・」とも思いました。そして街を歩きながら「投資するならガラス製造会社だな」と感じました。上海の高層住宅ビルはほんとスタイリッシュで、ただの建物なのにデジカメに収めてきました。一面ガラス張りの高層ビル好きなんですよ。ここで変な僕のフェチを紹介してもどうしょうもありませんが・・・上海の街の楽しみ方って旅人それぞれ違ってきますね。ガラスの使用量すごいっすよ。内藤証券で中国株でもチェックしてみます。
今度は上海最終日の5日目をUPします。では。