移動時間ランキングバス部門で番外編にノミネートされたのはバングラデッシュの首都・ダッカから南のクルナまで旅した夜行バスです。途中いくつもの大河が行く手を阻み、その度にフェリーで対岸へ渡る。。フェリーに乗るなりバスの窓の外からにょきにょきと現れる人の手。その手にはゆで卵が。ひとつ5タカ(1TK≒2円)だったので2つ食べた。殻をむく速さは職人そのもの。物売りはどかどかとバスのなかまで入り込み寝てる人まで起こして物を売る。それはもう無法地帯そのものだった。。。寝てる人を起こしちゃいけない文化に育った僕には軽いカルチャーショックだった★☆★
以前綴った
バングラ旅ブログもご覧頂きたいのですが、今日は僕をほとほと疲れさせてくれたバングラデッシュの旅を綴っていこうと思います。
さて、僕がバングラデッシュを旅したのはもう3年前の2002年8月。自身3度目の海外一人旅でした。7月19日にタイ入りして7月24日から27日まで元カノのオーを連れてカンボジアのアンコールワットへ行き、8月2日から7日までひとりU.A.Eを旅して、その次に行ったのがこのバングラデッシュでした。滞在期間は8日から14日の1週間、その後タイに戻り、27日にまた元カノのオーを連れてマレーシア、31日にはシンガポールへ行き、9月3日にフライトでタイへ戻り、着いたその日にひとりでラオスへ向かい、6日にはラオスを出国してバンコク行きの寝台列車に揺られていました。そして一連の旅を終えて日本帰国したのが9月14日。
右の写真はその旅で得た勲章、ではなく右ページがバングラデッシュの観光ビザ左ページが上からシンガポールの入国スタンプ-シンガポールの出国スタンプ-紫のがまたシンガポールの入国スタンプ-隣が出国スタンプ-黒いのがバングラデッシュのスタンプ。
バングラデッシュのダッカからクルナ(世界遺産のある南の都市)へ向かう幹線道路は両脇に南国の木々が建ち並び、道が真っ暗な分、夜空がとても綺麗だった。今ではもうダッカ-クルナ間の夜行バス代がいくらか忘れてしまったが、あの車窓から眺めたバングラの空の綺麗さだけはいまでも覚えている。紹介遅れましたが、上の写真はバングラデッシュの通貨・タカ(TK)。当時のレートで1タカ≒2円だったので計算しやすかったです。交通費・宿泊費・食費・安いお土産を買って1週間で3000タカ使いました。ダッカでリキシャを1日雇い(250TK)、ダッカの街を縦横無尽に走りましたというか走ってもらいました。途中自分がリキシャを引いたり、ドライバーと一緒にチキンライスを手で食べたりと、、、「なんでこの写真も撮ってないんだ!」って悔しい思いに駆られますね。バングラデッシュではほんと写真撮らなかったので。。気分が沈んでて。。
クルナ。普通の人ならこんな地名、名前すら聞いたことのないことでしょう。僕もバングラデッシュ行こうと思ったときまで一切知りませんでした。僕がバングラデッシュへ行ったとき、ガイドブックを持っていかなかったのですが、このクルナの世界遺産・バゲルハットの遺跡群を見ることができたのでこの旅の目的の大部分は果たすことができました。
欲を言えばバングラデッシュの北西にあるパハルプールの仏教寺院遺跡群(世界遺産)やクルナからインドのコルカタへも行きたかったのですが、インド行きはダッカのインド大使館行ったら運悪くちょうどその日が土曜日で先2日大使館が休みということでビザ取るのを諦め、パハルプールへは向かおうと思いましたがダッカとクルナを旅するなかでほとほと"バングラデッシュ"に疲れていた僕はビーマンバングラデッシュ航空のOPENチケットの予約日を1週間早めてバンコクに帰ってきちゃいました。
どんな旅も時が経つといい思い出になってしまうのが不思議でもあり魅力でもある。