traces of my travels: Vol.2
2nd. 2002.01.26-2002.04.04 Phillipine. Thailand. Laos. Myanmar.
Date details:
2002.01.26-01.30 Manila, 01.30-03.03 Thailand, 03.03-03.08 Laos,
03.10 Myanmar(oneday trip @Tachileik) 03.10-04.04 Thailand
Airticket fee: ¥37000- (MS) NRT-oMNL-BKK oneway st/o(+5000-)
¥42000- (CI) BKK-xTPE-NRT-xTPE-BKK
Travel costs: about ¥100000-
Total costs: about ¥200000-
2回目の今日は、海外2度目のフィリピン・タイ・ラオス・ミャンマーへの旅の思い出のなかの「出逢い」を綴っていきますね。
1月26日に日本を発ち、マニラで5日間過ごした後一路タイへ向かいました。この旅では1ヶ月アパートを借りてBKKに住んでいたのですが、毎日楽しく過ごしていたそんな或る日、それはまえぶれもなく訪れました。バンコクのバスNo.79番で僕は財布を落とし、クレジットカードを止め、小額のお金をなくし、お金より財布をなくしたことにちょっと凹んでました。海外で予期せぬトラブルを自ら招いたことにバンコクでできた友人に迷惑を掛けたこと。自分の甘さを感じたときでした。ヒロシです。。
1週間後にバス会社から友人の携帯に電話があり、「財布を預かっているから取りに来て」とのこと。感謝感謝でバス会社に向かい、会社のなかに通されたら社長室みたいな部屋に案内され、財布を渡されるときには写真まで撮られてしまいました。まるで表彰状を受け取るかのように。
前置きが長くなりましたが、そんなことで財布をなくし、手元にわずかのバーツしかなくなってしまったので(それが土曜)次の日に日本円を両替しにシーロム通りへ向かったのです。それが2月17日。この日は忘れません。無事1万円を両替し熱っぽい体のまま(この週に高熱だしてうなだれてました・・)シーロム通りのインターネット屋さんへ向かったのです。そこはBTSサラデーン駅からルンピニー公園方向へ2分くらい歩いたところにあり、狭い階段を上がり右に床屋、左にネット屋がありPCが9台ほど置いてあるほんと小さなネット屋さんでした。ネット屋に入ると奥に女性が一人働いてて、お客はまばら。僕は空いてる席に座り普通にネットをやって財布の成り行きを友人にメールしてネットをやめ、お金を払うときにそれは訪れたのでした。
「日本人ですか~?」
それは不意を衝かれた瞬間でした。
ネット屋に入ったときカウンターの女性を見て[おー日本人が働いてるじゃん。」って思い、ネットが終わったらちょっと「バンコクで働くのってどうですか?」と聞こうと思っていたのです。話をすると2秒で日本人じゃないことがわかりました。むしろお金払うときにはわかっていましたが、立ち話を数分して彼女がPCのアドレスをくれたのです。そこには【すうぃもん ......@hotmail.com】と記されてました。特にメールを送るつもりもなかったし、その日のことは旅での日常の1コマのように終わっていきました。それが今では。またその週の水曜日(20日)にふらーっと立ち寄った同じネット屋。また前のように日本人によく似た女性が働いてました。ネットをしてお金を払うときになってまた話し込み、仕事が終わったからどっか別の場所行って話そうってことになりました。それからシーロムのBlackCanyonで3時間も話をして、その日は彼女の家まで送ることになりました。「また会おう。」そういって別れた次の日もその次の日も会いました。一緒に居るだけでなんか落ち着き、なんか自分の気持ちに落ち着かない、そんな日が3-4日続きました。そして出会ってからちょうど1週間の2月24日、その日はシーロム-サーヤム-カオサンと遊びに行って、誰もいないタマ大近くのタップラチャンを歩いているとき「俺のとこ来ないか?」と気志團のOne Night Carnivalばりに誘ったのです。本当はその日彼女が風邪を引いてて声があまり出なかったので、部屋でゆっくり話そうと誘っただけなのですが。。部屋に着てからはあまり話さずに、その時自分が書いてた旅日記ノートで筆談してました。2-3日前にほかのタイの友人に「タイ語の告白ってなんていうの?」と聞いていた俺はノートに聞いたままのタイ語をアルファベットに直して書いたのです。答えは「OK」。あれからもうすぐ3年。。想像もつかない毎日のなかでたまに当時の彼女の言葉を思い出したりするのです。「遠距離は無理だろー?」って言った俺に対し、「距離は問題じゃない。二人の気持ちが問題なの。」って。今では距離よりもお互いを想いあってる気持ちがタイと日本の4500Kmをつなげています。
このときの旅の思い出は過去のブログ
「旅ネタ フィリピン編」 「旅での失敗談@...クイズ?」でも綴ってますのでお時間があったらご覧ください。
では、実家の群馬へ車を走らせてきます。また日曜に旅のVol.3UPしますね。
P.S. 俺のブログで使っているmake a rut in a mind のrut、今辞典で調べたら2つ意味があって、1つはわだち・車の跡、2つ目はさかり・発情・発情期。笑 俺ってどっちの意味で使ってたんだろう!? make a rut in a roadで「道に轍(わだち)を残す。」 これをもじってブログで旅のわだちを残していこうと思ってSub Title付けているんですけどね。